SUSUME (feat. NENE & JP THE WAVY)
MonyHorse, NENE, JP THE WAVY解説
4件dig-line 編集部
@digline
U-LEEとHAWO BEATSの音俺が炒める オレのことを嫌うやつにも届ける
プロデューサーへのリスペクトと普遍性の宣言
U-LEEとHAWO BEATSという実在のビートメイカーを名指しでクレジットしつつ、「炒める」という料理の比喩でラップを調理する様を表現。ヒップホップにおけるビートとMCの共同創作を強調している。さらに「嫌うやつにも届ける」という宣言は、ヘイターすらも聴衆として包摂する自信と、音楽の持つ普遍的な力への信頼を示す。「炒める/届ける」の母音ライムも効いている。
dig-line 編集部
@digline
ETC通過して追加するTHC ETC通過して追加するTHC
頭韻と意味の二重構造
NENEによる秀逸なワードプレイ。高速道路の「ETC(自動料金収受システム)」と大麻成分「THC(テトラヒドロカンナビノール)」を対比させ、止まらず前進する姿勢とカウンターカルチャーへの親和性を同時に表現。ETCの「通過」=止まらない前進と、THCの「追加」=体験の拡張が呼応する。同じラインを反復することで、トラップ的なフック効果とメッセージの強調を両立させている。
dig-line 編集部
@digline
いきなし俺シーンに出て5年 ヘイターにすらあざす
キャリアの自己言及とポジティブ転換
JP THE WAVYが自身のキャリア5年を振り返りつつ、「いきなし(いきなり)」という口語表現で突然の登場とその継続を強調。「ヘイターにすらあざす(ありがとうございます)」は、批判すらモチベーションや話題として利用するヒップホップ的なマインドセットの体現。ネガティブをポジティブに転換する姿勢が「SUSUME(進め)」というテーマと完全に一致している。
dig-line 編集部
@digline
Chain増やしてFly to the world
成功のシンボルとグローバル志向
ヒップホップにおける典型的な成功の象徴「Chain(チェーン=ネックレス)」を増やすという物質的達成と、「Fly to the world」という世界進出の野心を一行で接続。単なる物欲ではなく、ジュエリーの追加が次のステージ(世界)への移動手段として機能する構造になっている。「増やして」から「Fly」への動詞の連続が、休まず前進する楽曲全体のテーマ「SUSUME」を体現。